岩手山頂上から焼走り登山口へ下山。そしてゲリラ豪雨…。


前回:馬返しキャンプ場から岩手山登山をしてきました。

前回の最後にこんなことを書きました。

ここまでは非常に天気に恵まれてものすごくいい山登りだなーと思っていたのにw

本当にこんな感じだったわけで…
今回は岩手山から焼走り登山口への下山です。

 

岩手山頂上から

iwateyama

「焼走り上坊」と書かれたところから降りていきます。
行きとルートが違うので風景も当然のように違いますがこちらのルートは非常に見晴らしが良かったです。

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街の風景も見える。

 

突然の雨

歩きながらちょっと曇ってるなーくらいには思っていたのですが、気付いたらちょっとポツポツと雨が。
ちょうど避難小屋(平笠不動避難小屋・8合目)があったのでちょっと様子を見ていたところどんどん降ってくる雨。
最終的にはザーザー振りに。

yamagoya

避難小屋の中から。
この写真だと伝わりづらいですが本当にゲリラ豪雨でした。

しばらく様子を見ていたところ雨がちょっとづつ収まってきたので(と言っても30分くらい…)、避難小屋でトイレを済ませ出発することに。

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我らが英雄の平笠不動避難小屋。
本当にタイミングが良かった…あの雨の中を歩いていたかと思うとゾッとします。
これ、空が明るいですけどこの直前まで本当にザーザー振りの雨だったんですw

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先ほどの雨で道にところどころ軽く川のようなものができています。

 

気を取り直して下山

気を取り直して下山。
天気も良くなってきたので風景がとても素晴しかったです。

yakihashiri

登山道から街が見下ろせる感じがすごい。

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右側に見えるのが登山道。
土質が火山っぽいですね。

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展望台のようなところから。

 

第二噴出口跡

funshutsu

途中にあった「第二噴出口跡」。
多分「第一」もどこかにあったのだと思うのですが完全に見逃していました…

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こちらが噴出口跡。
ここから溶岩が吹き出たんだなーと。
ちょっとドロドロした感じの岩の形でもそれが想像できます。

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噴出口から下の方に下ることができるのですが、そこから噴出口を撮影したもの。
ここまで流れ流れて、歴史を経て固まり、こういう形状になったんだなと思うとかなり感慨深いです。
ここはぜひとも岩手山に行った際に見ておきたいポイント。すごく歴史を感じます。
色々と調べてみると1700年代(1719年説と1732年説があるとか)に形成されたものとか。

 

焼走り登山口へ下山!

感慨深くなった後に下山再開。

あとはのんびりと下山して、岩手山焼走り国際交流村のお風呂に入るだけだなーと林の中を歩いていたところ、

 








(※2回目)

 
今回は避難小屋などあるわけもなくひたすら濡れに濡れて、テンションダダ下がり。
当然カメラで撮影する余裕などあるわけもなく。

そして焼走り登山口(出口)が見えてきたところで…

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ぴったり雨が止むという。嫌がらせかとw

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雨が降って道に出ていたカエル。でかい。

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何事もなかったかのように構える岩手山。

 

感想

山の天気はわからない。

写真を見ていただくと分かるように本当に頂上に行った時なんかは雲が多少あったものの快晴だったわけですよ。
それなのにゲリラ豪雨に当たるとかもうね…

ここ数ヶ月での登山は「富士山」「白馬岳」とことごとく雨。
今回は天気をきちんと見て登ったはずなのに再び雨という。なんですかね。

あとものすごく失敗したなと思ったのが焼走り登山口からすぐのところに「焼走り熔岩流観察路」という観光名所があったこと。
ゲリラ豪雨でテンションが下がりすぎてそこまで目が行ってなかった…
あとでGoogleの画像検索とかで見たら結構圧巻の風景だったっぽいです。ここを見逃してしまったのはすごく残念。

次回行くことがあれば溶岩流観察路も見てみたいと思います。

 
おまけ

ゲリラ豪雨にやられたせいか帰りのタクシーから虹が見えました。

rainbow

あのテンションの下げられ方の代償としては微妙なところだけど、まあ良かったとしましょうw