前回:白馬岳登山(2)白馬大池山荘〜白馬岳頂上へ。ライチョウの写真も。
(前回のあらすじ)
悲惨な天気の中、白馬岳頂上へ。
悪天候の中、頂上宿舎でビールを飲む。本当に泣きたくなるくらい美味しかった…!
そしてその日はテントを張り宿泊。翌日を迎える。
早朝、テントをたたんで出発
朝5時前後に頂上宿舎のテントをたたみ、出発。
目指すは白馬大雪渓。
3日目も引き続き天候が悪かったのでこんな感じの天気ですw
ただ、高山植物が群生しており悪天候の中でも大自然を感じることが出来ました。
この辺りの植物は特別天然記念物に指定されているとのこと。
1時間近く歩いて行くと大雪渓の入り口っぽいところが見えてきます。
こういう風景、RPGゲームとかでしか見たことないような気もするんですがw、実際に見ると圧巻ですね。
脇に見える雪。
雪の下が空洞になっているのと、川が流れているので踏んで落ちたらヤバイパターンのものです。
雪渓の入り口が見えてきました。
大雪渓へ。軽アイゼンを装備。
元々事前情報で「アイゼンは持っておくべき」という情報は掴んでいたので大雪渓入り口で軽アイゼンを装備。
雲取山登山をした際にはアイゼンの装備の仕方すらよく分かっておらず、歩きながらアイゼンが外れたりしたのですが今回はきちんと装備の仕方も学習済み。
大雪渓はひたすら雪なのでアイゼンが途中で外れるとかだと非常に危ないです。
あと道が狭く他の人の迷惑になることもあるのと、落石などもあったりするのでできちんと装備の方法は事前に学習しておきましょう。
(自分は家のベランダで装備練習してました)
で、装備。モンベルの軽アイゼン。
そしてスタート。
雪渓はひたすらこんな雪道を1時間近く進みます。
距離は意外とある印象。
雪渓の道幅は非常に広く見えるのですが、間違って雪の薄いところを歩いてしまうと下の川に落ちて大変危険なことになるので茶色で道のルートが付けられています。
写真をよーく見ると人が歩いているところに道筋のようなものが見えるかと思います。
クレパス。
こういうの見るとちょっとゾッとしますね。
そしてこちらはところどころに落ちている石。
道の左右が切り立った山になっているのでそこから落石があってこんな風に落ちてくるのだと思われます。
ちなみにアイゼンを装備している時に轟音がして何事かと思ったら落石でした…
下山〜白馬尻小屋〜猿倉荘
延々と歩いた後、ゴール。
こちらはゴール箇所から見返した大雪渓。なんやかんやで結構長距離です。
出発地点はもう全然見えないところにあります。
ここからちょっと歩いて白馬尻小屋へ。
ここで一休みしようと思ったものの団体客が結構な人数いて小屋に入れませんでした。
なので、軽く休んで猿倉荘方面へ。
猿倉荘までは緩い道をずっと歩くような感じ。大雪渓を超えた後はもう難所と呼べるようなところはないです。
登山特有のゴールまでダラダラと歩く感じの面倒さw
そしてゴール!
長かった…!
猿倉荘からはバスが出ていますが本数が少ないので時間は要確認です。
自分がここについた時はタクシーが下山客を狙って集まっていたので、タクシーで帰りました。
そして白馬駅近くの温泉で一休み。
このコンディションで2日過ごしたので最高に気持ちが良かったです。
まとめ
ともかく今回の登山は天気が悪かったことでテンションがダダ落ちでしたw
ただ、本当に天気が良かったら風景ももっと良かったんだろうなーと思えるところだったのでぜひともまたトライしてみたいと思います。
あと白馬駅が神秘的な風景だったのでおまけ。
背景の雲と山が幻想的。
これはこの悪天候だから見られたものかもしれませんw