白馬岳登山(2)白馬大池山荘〜白馬岳頂上へ。ライチョウの写真も。


前回:蓮華温泉から白馬岳登山(1)蓮華温泉ロッジ〜白馬大池山荘

(前回のあらすじ)
蓮華温泉に1泊し、翌朝早い時間から出発。
白馬大池山荘に到着した時点で既に雨がぱらついていたのだが、その後、更に悲惨な状況が待っているのだった…!w

 

白馬大池山荘を出発

出発してしばらく歩いていたのですが、こんな景色でした。

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これ…富士登山の時にも見たような光景じゃないか?w

雨で天候が良くない上に霧までかかってきてしまっていて、展望は全く良くありませんでした。
これは天気のせい。ちょっと晴れ間が見えそうなこともあったんですが、基本的にはこんな感じの曇天。

ちょっと救いだったのが、このあたりの名物とされる「雷鳥(ライチョウ)」に何回か遭遇したこと。

 

ライチョウの写真

遭遇したものの、手持ちの携帯だと拡大して撮影できないので同行者に撮影してもらいました。

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かわいい。

実際にライチョウとどのくらいの遭遇率が普通なのかわからないのですが、この登山の中で4回くらい遭遇しました。
他の人ってどのくらい遭遇するんだろうか…。

そこまで近くにいたわけではないのですが、警戒心が少なかったのが印象的(4回のうち1回は道を横切ってた)。
全然飛ぶ気配を見せなかったので、飛ばないのかな?と思っていたのですが、調べてみると飛ぶことがあまり得意ではないみたいですね。

 

多分綺麗であろう白馬岳の尾根歩き

「これ晴れてたらすごく綺麗なんだろうなー」と思える、当日の風景を御覧ください。

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ひたすら尾根歩きなので、周辺の景色が展望できて非常に美しい(と思えます。晴れてれば。)
8月序盤でしたが雪山がところどころに見えるのはこんな天気の中でも美しかったですね。

 

白馬岳山頂へ

雨と霧の中、歩きに歩いて白馬岳山頂へ向かいます。

ちなみに白馬岳山頂に行く前に「小蓮華山」という山の頂上があったのですが、なによりも雨がひどく、そして寒すぎて写真撮影する気分では全然なかったです。
(あと機器が壊れるんじゃないかという心配もあった)

そして頂上へ…!

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富士山の時はテンションもだだ下がりで撮影すら出来なかったので今回は気力を振り絞って撮影しましたw
天気はまあ…

正直なところ、一時的に撤退することも念頭に入れていました。
ひとまず何とか無事に着いたということで安心です。

 

頂上宿舎へ

この日は頂上から30分ほど歩いたところの「頂上宿舎」にテント場があるのでそこに泊まる流れになっていました。
ちょっとづつ下山しながら、霧の中に見えてくる建物。
「おーっ!!やっと休める!」と思いきやそこは白馬山荘。白馬山荘にはテント場がないとのことでそこからまた歩きます。
頂上までこのコンディションで来ると、やっと建物が見えて、違う建物だった時のテンションの下がりっぷりはなかなかすごいですw

そして…

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頂上宿舎到着!

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テント場。
この天気なので小屋に泊まったほうがいいんじゃないかと正直思ったw

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頂上宿舎でのお食事。食事処は温かいのでもう本当に癒されました。
そしてビール。至福すぎる。

この日はテントで宿泊。
翌日は大雪渓からの下りです。

続き:白馬岳登山(3)頂上宿舎から白馬大雪渓へ。アイゼンは準備すべし!