千葉県、鋸山に行ってきました。
私の育ったところが千葉県(東京寄り)なので正直なところ千葉県そのものに全然興味がなかったのですが(笑)、ちょっと奥の方に行ってみるとまだまだ自分の知らないとんでもない観光名所があったんだなーと感じた次第です。
今回は写真でその見どころを紹介します。
鋸山へのアクセス
JR内房線・浜金谷駅から徒歩10分でロープウェイ入り口。
今回はロープウェイを使わずに登山口から入りましたが、登山口も10分程度で到着できます。
※各経路は駅前にマップがあるので参照!
登山口までの風景〜登山道へ
行ってみて気が付いたのは案外海が綺麗ということ。
内房の方って東京湾なのでそこまできれいなイメージがなかったのですが、美しいブルーで澄んでいました。
道の途中から内陸よりに入っていって登山道へ。
登山道は2〜3経路ありますが、今回使ったのは「車力道」。
入口のあたりは謎の洞穴があります。これはちょっと怖い…
登山道は全体的にこんな感じで比較的緩やか。
今回私はスニーカーで行ってしまったのですが、土の性質上ちょっと滑りやすくなっているところもあるので軽いトレッキングシューズの方が登山はスムーズでしょう。
ちなみに偶然なことに、登山をした当日に鋸山トレイルランレースを行っていました。
ちょうどコースの中に車力道が入っていたっぽくランナーの方とすれ違いました。
駆け下りていくランナーの図。
見てるとカッコいいなあと思いますね。
車力道にあった謎の建物
車力道の途中に木で組まれている謎の建物のようなものがありました。
森の中に住人がいるんじゃないかという感じの組み方。
一応登ることができました。上から見るとこんな感じに。
登った先に何かあるのかなとも思ったのですが特に住まいのようなものもなく…一体これは何なのか。
感動ポイント「石切り場跡」
地獄のぞきに行く途中に「石切り場跡」というのがあります。
これは実際に見るととっても圧巻!
どう見ても人工的なこの石の形。
ここで人が活動していたんだなということを想像させます。
この遺跡感がすごい。ここ日本なんだぜ…
そしてここからもう少し奥に行くとまさに仕事の現場だったであろうところにたどり着きます。
労働者たちが休憩でもしていたのかもしれない簡素なベンチ。
奥の壁に「安全第一」という文字も見えます。
当時使われていたであろう機材がそのまま残っています。
錆びた車両に草木が生えているというのは、感慨深いものがありますね。
日本寺へ
石切り場跡をひと通り見た後は途中まで折り返して地獄のぞきのある「日本寺」へ行きます。
日本寺に入る前の階段や坂が若干キツめw
日本寺北口。車力道からだとこっちの入り口ですね。
ここから拝観料がかかります。
(2014年12月時点で大人600円、子供400円)
神聖な場所なのでルールをきちんと守りましょう。
石の中に掘られた大仏様。
かなーり巨大です。
地獄のぞきへ!
そして大仏様のところから階段を登ると地獄のぞきが出てきます。
「鋸山地獄のぞき」の有名な風景ですね。
これは横から撮影することが可能です。
この撮影しているところを地獄のぞき側から見るとこんな感じ。
いやー、普通に怖いですねw
そして地獄のぞきから下を見下ろした風景がこちら。
最初の日本寺北口の風景。こわい。
こちらは反対側。こわい。
まあ正直なところ丈夫そうな柵がきちんとあるので安全には安全なのですが、ここにいた時は「うわー」と「こわっ」しか言っていなかったような気がしますw
いや、風景はいいんですけどね。妙にリアルな高さで…
近くの別箇所から。東京湾を見渡せます。海が綺麗ですね。
日本寺内・大仏と茶屋
地獄のぞきは日本寺の「山頂エリア」というところに属しているものですが、他にも「羅漢エリア」「中腹エリア」「表参道エリア」「大仏広場」というものがあります。
こちらが鋸山の大仏様。
茶屋で一服〜保田駅
寺だからだと思うのですが、飲食店は全然ありません。軽食の販売も渋いもの(梅の漬物とか和菓子的なもの)しか売っていないので、ご飯などは自身で用意していきましょう。
ちなみに中腹エリアに茶屋があるのでそこで一服してきましたが…
かなり「ちゃんとした」ところなので緊張しましたw
この写真一枚撮るのにも後ろめたさがあったほど。
ただ、お菓子とお茶は上品で美味しかった…
茶屋を出て表参道エリアを通り、保田駅へ。
歩いて30分位ですかね。地方の静かな風景を楽しめるのでこれはこれで楽しいです。
着いた頃にはとんでもなく怪しい雲行きという…
感想
地獄のぞきの恐怖と、石切り場跡の遺跡感にただただ感動しまくっていました。
日本国内にもまだまだこうやって行ったことのないところがあるんだなーと。
東京都内からも2時間もあれば行けますし、神奈川からもフェリーを使うと30分程度で向かえるようなので興味のある方は行ってみることをおすすめします!