海外旅行に多い旅行後の体調不良、対処法と予防策を解説します。


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旅行(特に海外旅行)後に多い体調不良。
体調管理をちゃんとしていたつもりなのにお腹を下したり、発熱してしまったり…
思い当たるフシはないのに体調が悪くなってしまうと「もしかしてあの時食べたあれが当たったのではないか?」「何かの感染症に掛かっているのではないか?」などと疑心暗鬼になってしまいます。

そんな時にどうしたらいいのかという対処法をまとめます。

 

旅行後に体調不良になってしまった(空港にいる場合)

まず既に旅行を終えて、急に体調不良になってしまった場合です。

もし空港にいるのであればまず空港のクリニックに行って診察をしてもらいましょう。
体調不良の多くは長時間のフライトによる疲れや、慣れない場所で数日・数週間過ごしたことによるストレスに起因しています。
ただし、何かに当たってしまった、感染してしまったということも場合によってはあります。その場合は診断は早ければ早いほうがいいので気になる方は空港のクリニックですぐに診てもらいましょう。
その際にお医者さんには旅行の詳細、どこに行ったのか、自分が旅行の中でちょっと気になった点(食べたものや衛生環境であまり良くない感じがしたところ)などを簡単に話せると好ましいです。

・羽田空港のクリニック
診療所・歯科 | 医療施設・薬局 | サービス施設案内 | 羽田空港ターミナル BIG BIRD

・成田空港のクリニック
ターミナル案内 診療所 | 成田国際空港公式WEBサイト

 

旅行後に体調不良になってしまった(家に帰ってしまった場合)

次に、家に帰ってしまっている場合ですが、今の時間帯でもし病院が空いているのであれば行って診察をしてもらってください。
もし病院の開いていない時間帯であれば、胃に優しいもの(おかゆなど消化に良い物)を取って安静にし、次の日に病院に行ってみてください。念のため現在の体温などを計っておくことを忘れずに。

 

旅行者下痢症というものがある

旅行後に体調不良を訴える人の症状の多くに下痢があります。
実はこれ「旅行者下痢症」というれっきとした名称が付けられているんです。

Wikipediaの「旅行者下痢」の項目から抜粋すると原因は以下の通り。

・病原体:これが一番厄介なものですね。目に見えないのでお医者さんに判定してもらいたいところです。
・水質によるもの:衛生面だけではなく軟水・硬水の違いを人によっては受け付けず体調を崩すことがあります。
・慣れない食材:特に海外だと環境や食べ物も全く違うので食品の良し悪しに関わらず体調を崩すことがあります。
・ストレス:一般的なものです。ただ、ストレスは度合いで測れないのが難しいところ。

ストレスや水質・食品によるものであれば身体が受け付けていなかったりといったような問題であれば時間が解決してくれるのですが、病原体になってしまうとちょっと話が変わってきます。
違和感を持った場合はお医者さんにかかっておくのがベストです。

また、自己判断は非常に危険なのでやらないようにしましょう。

 

これから旅行に行く人へ

最後になりますが、これから旅行に行く人へ。
ストレスなどから起こる体調不良は旅行でテンションが上がってスケジュールを詰め込み過ぎるなどというところに起因していることがあります。
普通に過ごしていても環境の違いは自分が思っている以上に大きなもの。
身体の不可をできるだけ軽減できるようにゆとりをもった旅行行程にしましょう。